大正池
Taishoike Pond in Nagano Prefecture


大正池は、上高地の入口に近く、焼岳の麓にあります。
1915年(大正4年)に焼岳が爆発し、その時の泥流が
梓川をせき止め出来たのが大正池です。

大正池の景観も含め、上高地は国の特別名勝に指定されています。
2012年9月、上高地を訪れた際、2日目の朝は大正池に向かいました。

上高地の散策記はこちらです。

日の出の時には青空ものぞいていましたが、
その後、急速に天気が悪化し、朝食後に
出かけるときには雨が降っていました。


撮影: 2012年9月

雨の中でしたが、河童橋から大正池を目指しました。
梓川の右岸を、川に沿って歩いていきました。


梓川の南に聳える六百山には水蒸気が沸き上がっています。


撮影: 2012年9月

大正池に向かう散策路の周囲は、
白樺やダケカンバの森になっています。


撮影: 2012年9月

散策路の途中には、白樺とダケカンバの見分け方の
案内板もありますが、見分ける事はなかなか出来ません。
上の写真の白い幹の木は、白樺でしょうか。

六百山に掛かる水蒸気の様子は、時々刻々と変わっていきます。
谷間に水蒸気が沸き上がり山襞がはっきりわかるようになりました。


撮影: 2012年9月

河童橋から1時間ほど歩いたところの様子です。
散策路の脇に小さな湿原を見かけるようになりました。


撮影: 2012年9月

この先に、上高地を世に送り出した英国人宣教師
ウォルター・ウェストン
(1861-1940) のレリーフがありました。


撮影: 2012年9月

このレリーフはウェストンの喜寿を祝って1937年に造られました。
その後、日本が第二次大戦を起したため、取り外され、
戦争後の1947年にこの地に戻されています。

ウェリントン碑の先に、梓川に面して上高地温泉ホテルがあります。
ホテル前の梓川の畔からは、明神岳と六百山を望むことが出来ました。


撮影: 2012年9月

相変わらず、山には雲が掛かっています。
残念ながら天気が回復する様子もありませんが、
山に掛かる水蒸気の様子が印象的でした。

動画でも、その様子を撮ってみました。

上高地温泉ホテルのすぐ先で、散策路は梓川を渡ります。
梓川を渡った後はしばらく森林の中を歩きました。


撮影: 2012年9月

白樺とダケカンバの深い森を20分程歩くと、
景色が開け、湿原が目の前に現れました。
田代湿原です。


撮影: 2012年9月

晴れていれば、正面に穂高連峰が望めるのですが、
生憎、すっかり雲に覆われてしまっていました。
先ほどまで姿を現していた明神岳も
この時は雲に覆われていました。

田代湿原の奥に、田代池があります。


撮影: 2012年9月

田代池は、カラマツの木々に囲われ、
静かで、神秘的な池でした。

田代池から森の中を10分程歩きました。
途中、右手に焼岳が見えると事もあったようです。
急に景色が開けてきました。


撮影: 2012年9月

小石交じりの堆積物が梓川の谷を覆っていました。
立ち枯れした木が幽玄な雰囲気を醸し出しています。


撮影: 2012年9月

ここは「霞沢岳押出し」と呼ばれる場所です。
正面に見える筈の焼岳もその姿を隠していました。

「霞沢岳押出し」から木橋を渡り、大正池に向かいます。


撮影: 2012年9月

森を歩き、景色が広がると大正池に出ました。
大正池は、上述の通り、焼岳の噴火の際の
噴出物が梓川を遮って出来た池です。


撮影: 2012年9月

土砂の堆積で、次第次第に埋まっているという
話を聞いていたのですが、目の前の大正池は
水量も豊富で、霧や雲で視界が遮られていたせいか、
対岸から、水が押し寄せてくるような気がしていました。

この大正池も動画に撮ってみました。

大正池にほど近い、大正池ホテルに辿り着きました。


撮影: 2012年9月

大正池では雨脚も激しく、大正池ホテルでは、
丁度やってきた上高地ターミナル行のバスに乗り、
河童橋まで戻りました。

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