豊橋公園界隈
豊橋駅前から路面電車に乗り、4つ目の停留所が豊橋公園です。
ここで下車すると、すぐに吉田城址に作られた豊橋公園ですが、
その手前に、歴史的な建物がいくつかありました。
吉田城址の登城記はこちらです。
まずは豊橋公会堂です。

撮影: 2012年6月
この公会堂は1928年(昭和3年)に行われた昭和天皇
即位式の奉祝記念事業として建てられたものです。
実際に竣工したのは1931年(昭和6年)の事でした。
この場所は吉田藩の藩校、時習館の跡地でした。

撮影: 2012年6月
豊橋公会堂の前には大きな鷲の像がありました。
後ろに豊橋市役所が見えています。
豊橋公会堂から西に少し行った所に教会がありました。
豊橋聖ハリストス正教会です。

撮影: 2012年6月
聖ハリストス正教会は1913年(大正2年)に建てられました。
ハリストス正教会は明治時代にロシア正教会の
聖ニコライによって設立されたキリスト教の教会です。
聖ハリストス教会としては、東京の聖ニコライ堂や函館の
聖ハリストス教会が有名で、この二つの教会には訪れていましたが、
地元に近い豊橋の聖ハリストス教会の訪問は遅くなってしまいました。
東京・お茶の水のの聖ニコライ堂の散策記はこちらです。
函館のハリストス教会の様子はこちらです。
豊橋聖ハリストス教会のすぐ東には
安久美神戸神明社がありました。

撮影: 2012年6月
この神社は、939年(天慶2年)に起きた平将門の乱が
平定されたことを祝い、その翌年に建立された神社です。

撮影: 2012年6月
江戸時代には吉田城内にあり、歴代の城主の信仰も篤かったようです。
1930年(昭和5年)に建立された本殿も、威厳を感じるものでした。
中部のページに戻る
Shane旅日記 日本編に戻る